月歩双書Vol.02『社会・からだ・私についてフェミニズムと考える本』

2021年3月10日


クラウドファンディングを通じて、たくさんのご支援・ご協力をいただいたおかげで、無事「月歩双書」Vol.02を刊行することができました。応援していただいたみなさま、大変ありがとうございました。

内容説明

フェミニズムは、社会を問い、制度を問い、人々の価値観を問うてきた。この本では、そんなフェミニズムについて、改めて「からだ」という観点から考える。セックスワーク、トランスジェンダー、ルッキズム、アスリート、写真や表現、ミソジニー…etc.いくつもの論点や視点を行き来しながら、個人的なものであり社会的なものでもある、私たちの「からだ」の広がりについて考え、そこにいる他者とのつながりをフェミニズムとともに模索する。

目次

第1章 どのような姿勢で社会問題について考えるべきか
「尊厳があるかないかではなく、しんどさの意味の平等を」―要友紀子
「取るに足らないおしゃべりの中から」―鈴木みのり
【インタビュー】誰かを排除しないスポーツ界へ―下山田志帆
第2章 自分自身を振り返りながら、人との関係性を考える
【インタビュー】モデルとの関係性から考える「表現者としての被写体」―インベカヲリ★
【往復書簡】「ルッキズム」とどうやって生きてきたか―なかったことにしないための往復書簡―依田那美紀・井上彼方
【小説】龍とカナリア―オーガニックゆうき

著者等紹介

井上彼方[イノウエカナタ]
1994年生まれ。SFメディアVG+(バゴプラ)に書評等を掲載。第一回かぐやSFコンテストで審査員を務める。

月歩双書02
『社会・からだ・私についてフェミニズムと考える本』
井上 彼方 編
要友紀子、鈴木みのり、下山田志帆、依田那美紀、インベカヲリ★、オーガニックゆうき
2020年12月25日 (金) 発売
社会評論社
価格:990円 (税込)

労働学校のほか、各書店、アマゾンより販売しております。
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