フェミニズム講座

 最近時々耳にする、ミソジニー(女性蔑視/女性嫌悪)という言葉。一方で、ミソジニーとは何かということを説明するのはなかなか難しいところもあります。
 読書会の課題図書である『ひれふせ、女たち ミソジニーの論理』では、そもそもミソジニーとはなんなのかという定義から、世の中に蔓延しているミソジニー的な現象までを、現代のアメリカの事件やトランプ大統領、ポップカルチャーなど扱いながら分析していきます。また、女性差別に限らず、様々な差別が交差している中で受ける抑圧について描かれているのもこの本の特徴です。
 なぜ性暴力の加害者には同情が寄せられ被害者が責められるのか、女性の政治家が受けるバッシングや女性差別の根底にあるミソジニーについて、社会運動をしている人たちのミソジニーについてなど、本を題材にしながら、日本社会にあるミソジニーについて考えたいと思います。

課題図書
『ひれふせ、女たち ミソジニーの論理』
ケイト·マン著 小川芳範訳 慶應義塾大学出版会

※読書会はレジュメを使用して行います。必ずしも手元に本を準備していただく必要はありませんが、4回の読書会では紹介しきれないところなどもあるので、余裕がある方はぜひご自身でも読んでいただければと思います。

7月から10月まで、月に一回(合計4回)開催します。
単発での受講も歓迎です。

7月から10月までのチケットをまとめて1500円で販売しております。
通常よりも500円お得!


各回のテーマと、本の該当箇所は以下の通りです。

第一回「ミソジニーとは何か」

7月18日(土)14時半から15時半

 アメリカで起きたいくつかの事件をもとに、ミソジニーとはなんなのか、ミソジニーという概念を使うことで、どのような社会現象が浮かび上がってくるのか。そして日本におけるミソジニーの具体例について考えます。
 主に序論から第3章の内容を扱います。

第二回「ミソジニーと権利意識」

8月22日(土)14時半から15時半

 なぜ人として扱われたいという普通の願いが叶わないのか。ヘイトの背後にある感情はなんなのか。なぜマイノリティが加害者であるかのような言説がまかり通るのか。私たちの身近にある感情とともに考えます。
 主に第4章、第5章の内容を扱います。

第三回「ミソジニーと性暴力」

9月19日(土)14時半から15時半

 なぜ性暴力の加害者には同情や共感が集まり、被害者は疑われバッシングを受けるのか。人種差別やミソジニーという観点から検討します。
 主に第6章、第7章の内容を扱います。

第四回「ミソジニーと女性の政治家」

1017日(土)14時半から15時半

 ヒラリー・クリントンの受けてきたミソジニーを知り、日本の女性の政治家たちが直面するミソジニーや、社会運動の内部にあるミソジニーについて考えます。
 主に第8章の内容を扱います。

読書会はオンラインで開催します。
参加方法
オンラインストアからチケットを購入する。
②チケットを購入いただいた方には、前日にレジュメをお送りします。
③読書会開始15分前に、参加のためのURLを送ります。

※オンラインストアでチケットを購入できない/したくない方は、下記連絡先までご相談ください。

大阪労働学校アソシエ
大阪市西区川口2-4-2
Tel 06-6583-5555
Fax 06-6583-5560
Mail info@ols-associe.or.jp


過去の講座

※今からでも過去の講座のチケットをご購入いただいた方には、それぞれのレジュメをお送りいたします。

課題図書
ベル・フックス『フェミニズムはみんなのもの』

日程
4月18日(土) 1章から6章
5月16日(土) 7章から12章
6月20日(土) 13章から最後まで
※14時半から15時半

目次
はじめに
1.フェミニズム
2.コンシャスネス・レイジング
3.女の絆は今でも強い
4.批判的な意識のためのフェミニズム教育
5.私たちのからだ、私たち自身
6.内面の美、外見の美
7.フェミニズムの階級闘争
8.グローバル・フェミニズム
9.働く女性たち
10.人種とジェンダー
11.暴力をなくす
12.フェミニズムの考える男らしさ
13.フェミニズムの育児
14.結婚とパートナー関係の解放
15.フェミニズムの性の政治学
16.完全なる至福 レズビアンとフェミニズム
17.愛ふたたび
18.フェミニズムとスピリチュアリティ
19.未来を開くフェミニズム
訳者あとがき