若者よ、マルクスで現代社会を読んでみよう

「生活過程論で再読するマルクス――21世紀のオルタナティブに向かって」

講師 田畑稔
(季刊唯物論研究編集長)

日程
毎月第
3木曜日 1830-2000
第一回 2020416日(木)
第二回 2020年5月21日(木)
第三回 2020年6月18日(木)
第四回 2020年7月16日(木)

概要
21世紀のオルタナティブを実践的に探究する上で、マルクスから示唆されることは非常に大きい。資本主義論、物象化論、疎外論などはその最たるものであるが、最近のマルクス研究を通して、アソシエーション論、エコロジー危機、周辺部問題などについても、従来のいわゆる「マルクス=レーニン主義」とは大きく異なるマルクス像が明らかにされつつある。今年の講義では、マルクスの「生活過程論」に着目しつつ、これら「可能なるマルクス」を繋ぎつつ、マルクスの全体像の再構成に迫ってみることにしたい。

参考文献
伊藤誠・大藪龍介・田畑稔編『21世紀のマルクス――マルクス研究の到達点』新泉社201911

「マルクスで資本主義の終わりを読む」

講師 斉藤日出治
(大阪労働学校・アソシエ学長)

日程
毎月第一木曜日 
1830-2000
第一回 202042日(木)
第二回 2020年5月7日(木)
第三回 2020年6月4日(木)
第四回 2020年7月2日(木)

概要
深刻化する気候変動、絶望的なまでの貧困と格差、流行病の蔓延、他者を憎悪し排除するポピュリズムの台頭、こんにちわたしたちが経験しているこの破局の根源にあるものは何か。マルクスは、こんにちの破局を、資本の概念にはらまれる暴力性のうちに読み取っていたのではないか。現代世界の破局をマルクスで読むと同時に、日本資本主義においてこの破局がどのようなかたちで現われているのを考えて見たい。

テクスト
「資本主義はなぜ終わるのか-ウルトラ企業社会と社会的連帯経済」『近畿大学日本文化研究所』第3号、20203
※受講者には配布します

『資本論』輪読の自主学習会

チューター 斉藤日出治
(大阪労働学校・アソシエ学長)

日程
毎週木曜日 
1600-1800
202042()から開始します。

 第1章の商品から読み始めて、丸3年になります。現在、労働日の章を読んでいます。声を出して音読し、ドイツ語版の本訳書をフランス語版の原書と照合しながら読んでいます。マルクスがなぜここでこんな言い方をしているのか、この文章はどういう意味なのか、ということをみんなで問いつつ、マルクスの文言を自分自身の言葉で言い換えてみながら読み進めています。わたしたちの日常的経験に照らすとマルクスが言っていることはこういうことではないか、ということも議論します。もう読み尽くされた古典であるはずなのに、まったく新しい発見があるのに驚きます。とくに、若者の参加を歓迎します。

『生き延びるための資本論(仮)』

講師 白井聡

日程
毎月第二金曜日 19:00−21:00
第一回 2020年5月8日(金)

※こちらの講座は京都で開催し、大阪労働学校で同時配信します。詳細はおって掲載します。